TBS RADIO 954 kHz │ 2012年05月10日「電子書籍は日本で上手くいくのか?」(仲俣暁生&加藤貞顕)パート1 - 柳瀬博一・Terminal
まさかのおもしろ鼎談企画と思いきや、lifeで過去に出た話題と重複するところ多々あり。なので台本通りの進行をしている感じ。その点、加藤さんの発言は新鮮だった。
「電子書籍を書籍の電子版と見誤るなかれ、ウェブページの有料版である」
This is a tumblelog, kinda like a blog but with short-form, mixed-media posts with stuff I like. Scroll down a bit to start reading, or a bit more to read more about me.
まさかのおもしろ鼎談企画と思いきや、lifeで過去に出た話題と重複するところ多々あり。なので台本通りの進行をしている感じ。その点、加藤さんの発言は新鮮だった。
「電子書籍を書籍の電子版と見誤るなかれ、ウェブページの有料版である」
《
ソフトバンクは5月9日、PayPalとの提携を発表した。ソフトバンクとPayPalが10億円ずつ出資して、合弁会社PayPal Japanを設立する。
(略)
詳細は追って掲載する。
》
ろくろ。
かつて、金太郎飴と揶揄された書店も四の五の言えない状況まで追い込まれたってことなんでしょうか。
取次までもそれに拍車をかけるだけじゃなく、ケツまで叩くんですね。
ちょっとマニアックな本はさ〜、アマゾンで買えばいいんだよ〜。
それで、いいの?
《
「目利きシステムで繁盛書店を増やす」
トーハン 中村勉 執行役員情報システム部長
2012/05/07
島津 忠承=日経情報ストラテジー
「書店が来店客のニーズに合った品揃えをできれば、書籍や雑誌はまだまだ売れる」。こう話すのは出版取次大手トーハン(東京都新宿区)のCIO(最高情報責任者)相当職を務める中村勉執行役員情報システム部長だ。
出版不況と言われて久しい状況で強気にも思えるが、しっかりとした根拠を持ったコメントである。中村執行役員が開発の指揮を執り、トーハンが2011年から運用する書店向け業務支援システム「TONETS V」を適切に利用している書店の売上高が好調に推移しているのだ。
TONETS Vの目玉は、書店の日単位の販売実績や在庫情報に基づき、在庫切れの恐れがある場合などに発注を提案するアラート・メッセージを発信する機能。「書店の現場で減っている目利きの店員に代わり、発注や返品の業務を支援する仕組み」と中村執行役員は語る。読者ニーズが移り変わるスピードが早まり、売れ筋書籍を適切に発注する難易度が高まっているからこそ、販売データの変化を素早く見極められるIT(情報技術)が役立つというわけだ。
現在、TONETS Vの発注機能を週に2回以上利用している書店の売上高は、前年同月比102~103%で推移しているという。業界全体が同96%程度のなか、確かに健闘していることが分かる。
このように書店の売り上げ増に着実に貢献しているTONETS Vだが、開発段階では順風満帆というわけにはいかなかった。「当初は費用対効果のバランスで悩んだ」と打ち明ける。書店から利用料を継続的にもらい、その5年分の総額でシステムを償却しようと考えていたものの、書店の売り上げを伸ばすために必要な機能の開発費と、書店に支払ってもらう利用料を比べると、バランスが取れないことが判明したのである。
中村執行役員は熟考し、最終的に利用料で開発費用の全てを賄うという発想を捨てた。システムを活用する書店の売り上げが増える結果としてトーハンの利益も増えれば、利用料だけでは不足する投資額を回収できると考えたのだ。この考え方があればこそ、25億円という高額の投資が可能になった。
Profile of CIO
◆普段読んでいる新聞・雑誌
・朝日新聞、DIME、Number、週刊ダイヤモンド
◆最近読んだ本
・『ライト、ついてますか―問題発見の人間学』(ドナルド・C・ゴース、G.M.ワインバーグ 著、木村 泉 訳、共立出版)
◆ストレス解消法
・ランニング。会社帰りに皇居の周囲をよく走ります。さらに休日には自宅近くを10~15キロ近く走っています。
》
《まとめ
1 起床時間と日の光で時計遺伝子をリセット
2 食事の時間で腹時計を操る
3 旬な食材を選んで、カロリーリストリクションを実践
4 無酸素運動+有酸素運動で細胞も身体も鍛える
5 幸せ(笑う)ホルモンをたっぷり出す生活
6 お休みモードを整える:入浴、ストレッチ、リラックスタイム
7 再生工場をフル稼働させる》
(p.189)
《短時間睡眠では、ほかのホルモンの働きも逃します。深夜から朝にかけてはコルチゾールというホルモンが分泌されますが、このホルモンは体の脂肪や糖分を分解し睡眠中のエネルギーとして使う働きをしています。つまり、ダイエット効果が得られるのです。》
(p.51)
《(午後11時就寝〜6時起床すると)再生工場のメインの働き手である、成長ホルモンとメラトニンのピークを重ねることで、再生工場の生産性(=睡眠による回復力)は著しく上がります。》
(p.54)
《睡眠以外で、成長ホルモンが分泌されるのは主に以下の3つの場面です。
1 血糖値が下がっているとき
2 ストレスにさらされたとき
3 運動をしたとき》
(p.69)
《自律神経をある程度意識的にコントロールする方法は、おそらく腹式呼吸しかないでしょう。》
(p.128)
《「無酸素運動+有酸素運動」の組み合わせがいい理由は、意外に簡単です。無酸素運動により分泌された成長ホルモンは、脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解しますが、このままにしておくと(略)また脂肪に戻ってしまいます。(略)そこで、この時点で有酸素運動を行うと、分解した脂肪を使って燃焼してくれます。しかもこのときの有酸素運動は15分程度でかまいません。》
(p.150)
《少なくともカロリー制限によって長寿遺伝子が活性化することはわかっており、現在カロリーリストリクションの考え方は、アンチエイジング医学の世界で非常に注目されています。》
(p.168)
《人間は脳内で捉えたことしか認識できませんが、それが「現実」であるなら、パソコンのモニター越しに入ってくる情報もまた現実です。現実とネットとの間に境界はなく、かといってフラットでもなく、曖昧なままに融合している、そういう感覚が私の認識です。》(p.43-44)
《コンテンツやサービスを提供する個人に対してリスペクトするという意味を込めて、お金を寄付する、すなわちただの消費者としてのファンではなく、存在を支えるためのパトロンとしての立ち位置になりたいという人が増えてくるはずです。》(p.87)
《インターネットになじめる人となじめない人の差は、選択肢の少ないテレビで十分だと思っているか、あるいは選択肢の多いインターネットの方がいいと思っているか、という差です。》(p.144)
《実際には金銭を払って購入する必要があるのにそれをしないでタダで入手するというすべての行為には、この「欲しいと思うだけの価値を認めているのにそれ相応の対価を用意できない惨めな自分」という構図が存在しています。》(p.171)
《今までの経済モデルは「価値のあるものには相応の対価を払おう」というものでした。無料戦略は「ここまでは無料でどうぞ、ここから先は有料でどうぞ」というものです。パトロンモデルはさらにその先、「無料のものに対価を払おう」という考え方です。(略)このパトロンモデルの実現は「教育」とセットでないと成立しない、と考えます。》(p.172)
《インターネットに国境はないも同然なのに、法律は現実世界の領土という地理的制限などによって適用される》(p.212)
《現実世界の各国政府が統一された世界政府にでもならない限り世界共通のインターネットの法律はできないのでしょうか?
私はそうではない、むしろ逆である、と考えます。
すなわち「インターネットが全世界のルールを決めるのだ」と。》(p.216)
出版状況クロニクル。
一つ前のエントリーで海外でも出版ビジネスは、あまりうまく行っていないみたいとお伝えしたが、そこには目を向けず、ひたすらに、悲観的に現状を憂いている。この人の理想の状態はどのようなものなのか、いつか示してほしいものです。
さて、そんな中でもちょっと面白いデータがあったのでご参考までに。
《
6.『日経MJ』(4/8)がJPOの「報告書」が出されたことを背景に、一面で「『稼ぐ書店』(新たなページ)」と題する特集を組んでいる。そのリードは次のようなものだ。
(略)
ジュンク堂新宿店の閉店に絡んで、他の小売業種と坪効率が示されている。それも挙げておこう。
ジュンク堂 126万円 紀伊國屋書店 209万円 ビッグカメラ 878万円 ロフト(雑貨) 239万円 東京デリカ(バッグ)229万円
》
書店のメガストアってそれほど儲からないのか、はたまた紀伊国屋が突出しているのか。
また、ここにヴィレッジヴァンガードが入っていないのは非公開からなのかはわからないが、雑貨、バッグの取扱店と紀伊国屋が見えているので、まあそんなものなのかなと。
クロニクルのためのメモ。
リードは以下のように伝えている。
《アップルと欧米の大手出版社5社が、独占禁止法違反の疑いで、米司法省(Department of Justice:DOJ)から調査を受けていることはWired.comでもすでに伝えた通りだが、この問題に関してDOJが懸念しているのは、各出版社が足並みを揃えて、それまでの「卸売モデル」から「代理店モデル」に一斉に移行したことで、アップルだけでなく、他のすべての電子書店でも電子書籍の実売価格が値上がりしたことにある。
》
良い印象をもって書かれてはいないが《各出版社が足並みを揃えて、それまでの「卸売モデル」から「代理店モデル」に一斉に移行した》のは事実、ということがわかる。
つまりアメリカ国内であっても、出版社は自社商品が市場主義によって価値を決められるのがイヤだと言いたいんでしょう。
《
双葉社、中国の「クレヨンしんちゃん」訴訟で勝訴
中国の上海市第一中級人民法院は「『クレヨンしんちゃん』の漫画イメージは原作者・臼井儀人によって完成された創作であ り、わが国著作権法で保護されるべき芸術作品」(判決日=3月23日)などと中国企業の著作権違反を認定。損害賠償25万元(日本円約330万円)などの 支払いを命じた。
双葉社は「登録から5年を経過した不正登録商標の無効が認められたことは、画期的な判決」と評価。裁判は中国企業が無断で「クレヨンしんちゃん」の図形お よび「蝋筆小新」(クレヨンしんちゃんを示す中国語)を付けた子ども靴などを無断で販売した行為に対し、同社が2004年8月に上海市第一中級人民法院に 提訴していた。しかし、著作権と商標権の抵触について中国側の司法解釈が錯綜、審理中断後、却下された。最高人民法院に再審請求した結果、08年11月に 差し戻し判決が下り、上海市第一中級人民法院で11年9月に審理再開され、今年2月15日に口頭審理が行われた。
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